月額制全身脱毛のシースリーではお肌にやさしく強力な脱毛が出来ることでも人気なのですが、その強力な脱毛でも対処できないものがあるのをご存知でしょうか?
それはどのような毛かというと「埋没毛」というものです。埋没毛は毛の種類というよりは毛の「トラブル」といった方が正しいかもしれませんが、この埋没毛はフラッシュ脱毛では対処が出来ない非常に厄介な毛なのです。
なぜ埋没毛が処理できないのか、そもそも埋没毛とはどんなものなのかなどを元美容外科勤務の看護師の方に聞いてきました。
埋没毛を見つけてしまったらどうしたら良いの?
1.埋没毛とはどのようなものなのでしょうか?
2.埋没毛はなぜできてしまうのでしょうか?
3.埋没毛が脱毛の施術に与える影響はどのようなものでしょうか?
4.埋没毛を見つけたらどうしたらよいのでしょうか?
1.埋没毛とはどのようなものなのでしょうか?
埋没毛というのは毛穴から出られずにお肌の中で毛が育ってしまう現象をさすものです。
その埋没毛にも大きく二つの種類の埋没毛があります。一つは毛穴の中で毛玉のように育ってしまうものです。これはお肌の表面から見ると黒いボツボツになって見えてしまうものです。
ひょっとしたらそのような症状はなったことがあるのではないでしょうか?
もう一つはお肌の中を横に伸びてしまうものです。これは非常に厄介で解消する際にお肌を傷つけなければならない場合が多いのです。
2.埋没毛はなぜできてしまうのでしょうか?
この埋没毛というのは自己処理を何度も行うような場所にできやすいものです。具体的にあげるのであれば両ワキやスネ、Vラインなどが埋没毛の起きやすい場所であるといえます。
では、なぜこのような場所にできやすいのかというと、それはまさに自己処理の影響で出来てしまいやすくなっているのです。
自己処理をしているとお肌に大きな負担をかけてしまいます。その際に何らかの事情で毛穴が閉じてしまったり、また、毛の先が尖った状態で処理できてしまったために毛穴の横に刺さってしまい、そのまま伸びてしまうなどの現象が考えられます。
原因によって同じ埋没毛でもその育ち方に違いが出るのはこの原因が二つあるせいであるといえるでしょう。
3.埋没毛が脱毛の施術に与える影響はどのようなものでしょうか?
埋没毛というのはフラッシュ脱毛では処理しきれない。つまり脱毛が出来ないものであるといえます。
厳密にいうならば脱毛は出来ているけれども効果として現れないといった方が正しいかもしれません。
それはどういうことかというと、脱毛の施術というのは医療レーザー脱毛であってもフラッシュ脱毛であっても脱毛の原理は同じで、脱毛の施術を行うと毛根付近にダメージを与えて脱毛されます。
ですが、その場で抜け落ちない毛というのがほとんどなのです。なぜならばその毛根付近で切り離された毛というのはゆっくりと体外に排出され、最終的には毛穴から抜けおちます。
その間は10日から14日程度といわれています。
つまり脱毛の施術をしてもその毛がしっかりと毛穴から外に出ない限り毛が抜け落ちずそのままお肌の中にとどまってしまうのです。
そのため脱毛の効果が表れないのです。
また、脱毛時のやけどにもなりやすいのです。
これは皮膚の中を横に伸びてしまうケースがわかりやすいのですが、脱毛前にはあえて自己処理をしてから脱毛の施術を受けますが、それは熱を一つの場所に集中させるためですが、それ以外にもお肌に触れる毛を少なくしてやけどが起きづらくするという効果もあります。
そのため横に生える埋没毛の上に脱毛機の光を当てるとやけどになりやすいのです。
4.埋没毛を見つけたらどうしたらよいのでしょうか?
埋没毛というのは自然に放置していれば解消されますが、解消されるまでには非常に長い時間がかかってしまいます。
そのため、その時間をできるだけ短くすることを目標としていきます。
まず最も大事なのはお肌の代謝を良くすることです。お肌の代謝を上げておくことでお肌が代謝されるのと同時に毛も表へ押し上げられていきます。そのため治るのが早くなるのです。
これは毛穴の中で育ってしまう埋没毛にも同じことが言えます。お肌の代謝で毛穴が再生すればその毛穴から外に出てくることもあるのです。
ですが、あまりにもひどい場合にはお肌を切って取り出すしか方法はありません。
その際には針を火であぶってからひっかけて取り出す方法がよく使われています。
本数が少なければサロンでも対処できることもありますので、確認してみると良いでしょう。